NHK首都圏放送センター [特報首都圏]: " あと1年に迫ったバンクーバーの冬季五輪。プレシーズンを迎えたこの冬、選手たちの戦いが始まっている。コメンテイターは「これは”派遣切り”と同じだ」と企業の「無責任ぶり」に立腹している。でもこれは少しおかしいと思う。
その一方で、不況の影響がウインタースポーツの世界にも及んでいる。企業が相次いでスポンサーを撤退するなど、選手を取り巻く状況が急激に悪化。多くのアスリートたちが不安を抱えながらトレーニングを続けている。
そうした中、一般市民などから広く活動費を集め、アスリートを支えようとする動きも始まっている。逆風の中で格闘する選手たちの姿を追った。"
オリンピックは所詮アマチュアスポーツの世界。好きなスポーツをやるのに人のお金を当てにしてはいけない。これではメダルが取れないと言うが、バブル全盛期のカネ余り時代でもニッポンのスポーツ選手は世界で良い成績を上げられなかった。ニッポンシステムの元ではお金でメダルが買えるわけでもないようなのだ。
昔、日本が貧乏だった時代でも日本選手はオリンピックで良い成績を残したように思える。なぜ最近弱くなってしまったのか。多分、農水族による「食育」などの「一億粗食強制政策」のおかげで、選手の体格が国際的に見劣りするようになってしまったからではないか。トルシエ監督は、こんな体格では世界に通用しないと言い残して日本を去った。
体格形成に一番影響するのが牛肉の摂取量。昔の貧乏家族でもいまより牛肉はたくさん食べていたような気がする。すき焼きは庶民の家庭の定番メニューだった。なにせ昔は牛肉が鶏肉より安かったのだ。いまは国内牛肉生産者の「高価格政策」によって牛肉はとてつもなく贅沢品になってしまい、庶民は食べられなくなってしまった。マクドや吉野家などでは安い輸入牛肉を食べられるが「食育おばさん」から目の仇にされている。オリンピックでメダルが取れないわけだ。
昔、孔子さまは庶民が牛肉をたくさん食べられる政治こそ良い政治だといった。孔子さまが今の日本の政治をを見れば利権集団のエゴに振り回されている「天下の悪政」と言うことだろう。
4 件のコメント:
こんにちは。よそでは「野ぐそ」となっておりますが、余丁町散人さんはお嫌いでしょうから、上記ハンドルネームで失礼します。
>昔、孔子さまは庶民が牛肉をたくさん食べられる政治こそ良い政治だといった。
と言いますが、中国における牛肉食用の歴史は、農耕老牛の廃棄品再利用的な意味合いが強いのでは。お嫌いな「エコ」ですよ。死亡牛を放置して腐敗させるよりは、食べてしまえと。そういうことでしょう。
ですから、油脂・金属製品が大量に出回る昨今なら、油脂化学で生成される栄養剤や金属カスを食べるのが、良い政治なのでは無いですかね?
>いまは国内牛肉生産者の「高価格政策」によって牛肉はとてつもなく贅沢品になってしまい、庶民は食べられなくなってしまった。
そもそも昔は農耕牛の利用が一般的だったから、廃牛利用の流れで牛肉が安かっただけでは? 我が家でも30年前までは農耕牛を飼っていましたよ。懐かしいですね。
農耕牛の利用が無い現在では食肉専用牛の育成に力を注がなければならない状況かと思いますが、日本の生産者は小規模高品位生産体制でないとやっていけませんし、それにしたって「高価格政策に優遇された贅沢品製造業者」と同様に見做すのは、少々無理があるようにも感じられます。
食肉牛育成に特化するから、原価が嵩んで「高価格政策」にすがらないとやっていけないんでしょうに。そもそもが「牛(に限らず食品全般)なんかタダ同然で幾らでも出来て死ぬほど余ってる」の状況じゃない限り、誰がどうやっても価格は下がりませんよ。
うちで作った農産物にしても、市場に卸せないレベルのものは、うちで食すか近所に配るかしてタダ配布ですけど、何につけ、そういうレベルにならないことには「低価格」は無理なんじゃないですか?
散人翁の仰るような…おそらく欧米基準の大規模営農を導入すれば、低価格商品の大量流通も一部可能かと思いますが、その場合は既存の農村地権者に一々「立退き」を要求しなければなりません。その際に掛かるであろう莫大な費用は、誰が捻出するんですかね?
都市部であれば「地上げ」という形で遂行されているのでそれら実態はよくご存じかと思われますし、地方であればダム建設などで補償金を貰って立退きするケースなどが散見されますが、そうした方々が「あぶく銭」を掴んで行く末バブル経済の一因を荷い、結果今現在のようなバブル崩壊にも繋がっているわけですが。
金を出さないで、お国のため? 皆のため? みたいな理屈で強制的に放逐するような体制にでもなれば、そりゃまあ特定集団に農地所有が一本化されて形だけでも大規模営農とやらは実現するかもしれませんが、そういうやり方で伸し上がった人が、本当に、真面目に働きますかね? 月給4,5万円で働く農奴を拡大再生産するだけではないですかね? 今の我が家は小規模営農で農業月収3~7万円(+年金6万円)ですけど、それは「自発的」「最低限の生活を維持するだけならそれで十分と割り切ってる」から容認されるだけのことで、雇用被雇用の関係でその収入だったら、普通にキレますよ。
>マクドや吉野家などでは安い輸入牛肉を食べられるが「食育おばさん」から目の仇にされている。オリンピックでメダルが取れないわけだ。
それもそうですけど、でもだからと言ってスポーツ選手で吉野家を一日3食ご利用する人は居ないでしょ。体制にも因はあるでしょうけど、選手・監督・コーチ個人の資質や気質にも、因はあるんじゃないですかね? 肉を食べて力を付けよう、だから吉野家…に限らなくてもいいし上等な食用牛じゃなくて廃牛再利用でもいいから兎に角肉を食べよう、とか。そういう動きは、零細個人ベースでもあまり聞きませんね。
どうしたもんですかね?
「マルサの女2」DVDを見た。地上げ屋の三国連太郎が言う:
「あいつら地権者(借地権者)はお金の問題じゃないとかいって、もともと自分の土地でもない土地にしがみつき、儲からない商売を続けながらゴネ続け、立ち退き価格が何億円に上がるまで待っているだけ。俺たち地上げ屋が頑張らないと東京は生産性の悪いゴミゴミした街のまま放置され、香港・上海に負けてしまう、俺たちがやらないと誰がやるのだ!」
ニッポンの細分化された農地を整理するにはまさに「地上げ屋」が必要。ヨーロッパでは何百年も前に終わっている(エンクロージャー)。ニッポンは遅れているな〜。ごね得がまかり通る既得権文化が問題。
不況時の起業・ビジネスチャンスを探っています。
http://hukyo.blogspot.com/
利権者のエゴにより発生する人や資源の流出や余剰…しかし会社の存続を考えれば致し方ないのか…。
それには賛成や批判、もちろん両方あるのでしょうが、私は、破産や資金ショートによって起きる資源(人モノ金情報)の流出先を確保するビジネスを立ち上げることが、それに対して少しでも貢献できることなのではと考えています。
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